新型MADONE

先日に青山にて行われた新型MADONEの発表会に行ってきました。
どんなバイクで、どう凄いのかっていう細かな事は本コンテンツの方でいずれ書かれると思いますのでそちらをお待ち下さい。

個人的に感じたことをザックリと。
まず、日本人に多いサイズである50や52でもチンチクリンに見えない。チューブがエアロシェイプなのに圧迫感や詰まり感がなくて、サドルやクランクといった大きめのパーツの主張もちゃんと残せる。バイク単体ではなく、ライダーも含めてのロードレーサーというものの優雅さがあって、ただの無機質な戦闘機という感じは受けなかった。発表会用のスペシャルカタログに使われている写真を眺めてみてもバリバリのレースでのイメージカットではなく、背景が荒野だったり、夕暮れの中を遠くから狙っていたりと、随分とライディングそのものにフォーカスしているように感じた。

ドマーネで衝撃吸収システムとして確立したISOSPEEDの汎用性については、ゲストで来ていた別府選手の言葉を借りると「ハイスピードの荒れた路面でも腰が安定したまま踏んでいける」とのこと。これはMTBでいう所のフルサスペンションバイクに近いものでしょう。昨年程からMTBのクロスカントリーでは上位陣が軒並みフルサスペンションバイクで走っている。やはり「ペダリング効率」というものは、ライダーのペダリングスキルと、衝撃吸収機構の付いていないバイクでの衝撃吸収性では、もっと深く広い部分でのペダリング効率というものを考えたときに、スキルと今までのフレームでは理想に足りなかったのかも。腰をいかに安定させて同じリズムでペダルを回せて長時間踏めるか。ペダリングパワーを吸収されてしまうとか、重量が重くなるとかロスと感じてしまう部分もありそうだが、腰が安定したまま踏めるというものがそれ以上のメリットを生み出すという事が明確になったからこそISOSPEEDをMADONEに取り入れたのだろう。作り方はエアロチューブの中に、しなるチューブを入れている2重構造。
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エアロについて特徴的なのは、ハンドルをある程度切るとヘッドチューブの下の3分の1が両側ともパカパカ開いたり閉じたりする機構。ブレーキキャリパーのワイヤーで引っ張る部分が、ハンドルを切るとどうしても左右に振り向くので、その逃げを作る部分。とはいっても普通に走っているだけではタイトターンを曲がる場合じゃない限り、このベクターウイングは開くことは無さそう。タイトターンだとスピードも出ていないから空力に関係無いし。そしてブレーキキャリパーの剛性が結構高くて、ブレーキレバーを引くと「ガツッ」とシューが当たるのでフレーム専用品としてはトップレベルの剛性だと感じた。カンパのリヤブレーキよりも効きそうな予感・・・。とはいっても個人的にはパカパカ開閉するベクターウィングは、BMXのジャイロを改良したような物が開発されて開閉しなくなるのではないか?と勝手な想像をしたり。
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ここからはよもやま話。
会場には別府選手をはじめ、トライアスロンの田山選手に山本良介選手も来ており、4人でアレコレと語っていたのですが、実は別府選手は泳ぎもランも得意でかなり速いんです。いずれトライアスロンに挑戦したいと。以前にオンセやTモバイルの現役プロロード選手がアイアンマンのレースに出ていたこともあったのですが、意外にもバイクラップは取れなくて(勿論1桁順位のラップではある)、180KM独走はまた違う能力なのかもしれない。アイアンマンの世界トップレベルは独走の180KMを平均時速42~3KM/hで走ってからフルマラソンを2時間40分台。逆にトライアスロンの世界チャンピオンからプロロードの世界に転向したスペンサー・スミスって選手もいたが、2年くらいでトライアスロンに戻った記憶がある。
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ちなみにSRMが装着されている。

テーブルにはビールが栓が抜かれて置かれていたが、さすが日本が誇るトップアスリート達!(除く私)ビールには手も触れずにいました。が、別府選手はモグモグとソーセージを食べております。「油物は腹持ちが良いんですよね~」と。自転車界では修行僧のように禁欲的な生活が美徳だと昔から言い伝えられてきているが、長年に渡ってプロをしている選手ほど自分のペースの作り方が上手く、変にルールを作らずに臨機応変に動くことができるように感じる。良介選手もこの夜は焼肉だって言っててスーツ着ておめかしをしておりました。
・・・・分かり合えるアスリートだけでの会話をあんまり書くとダメなのでこの辺でさようなら。
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