XTERRA LANGKAWI レポート

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大会名・・XTERRA LANGKAWI
場所・・ランカウィ島/マレーシア
日時・・5月2日
天候・・晴れ

使用機材
・フレーム・・MERIDA ナインティナインチーム
・ホイル・・MAVIC クロスマックスSL29
・ペダル・・MAVIC クロスマックスSL TI
・タイヤ・・IRC ミトス F&R 1.8気圧
・ハンドル・・TIOGA ロングホーンカーボンフラット
・ステム・・TIOGA ALナイン
・シートポスト・・TIOGA セプターカーボン
・サドル・・TIOGA スパイダープロトタイプ
・グリップ・・ERGON GS1
・バイクシューズ・・MAVIC フーリーXC
・ランシューズ・・SLOMON S-LAB X セリエ
・ゴーグル・・SWANS SR-71N
・サングラス・・SWANS STRIX・H
・ヘルメット・・MAVIC CXRアルチメイト
・補給・・VESPA ハイパー
・オイル・・FINISH LINE セラミックウェットルブ
・SEV アスリートデバイス
・心拍計・・SUUNTO アンビット2S
・バッグ・・CRUMPLER
・インソール・・SIDAS バイクプラス
・ニューハレ

フィリピンから始まり、サイパン、グアム、オーストラリアと続いてきたXTERRAアジアツアーも最終戦のマレーシア ランカウィのみとなった。5戦のうちの上位ポイント3戦分の合計ポイントで順位が決定されるが、最終戦のランカウィはアジアツアーチャンピオンシップという名前が付いて、何と他のツアーポイントの点数の2倍の点数が付き、一発逆転が可能になっていまうという・・・アジアらしいというか何というか。
直近にあったオーストラリアは賞金がとても高く魅力的であったが、2倍点数のランカウィに絞って勝負をする事にした。オーストラリアが終わった時点でのランキングは4位で、3位につけていたフィリピンの選手にはサイパンとグアムでも先着していたので、ミスをしなければランカウィでも先にゴールし3位に上がれると目論むが、フィリピンの選手に先着しても全体の順位が低ければ5位と6位の選手に引っくり返される。2倍点の怖さがある。

身体&精神的に高温だけは良いが高温多湿にめっぽう弱く、高温多湿ではパフォーマンスがダダ下がりしてしまう自分の性質を見極めて、体を慣らすべく早め目にランカウィ入りをした。

バイクコースは32X42のギアで、サドルの先端をケツに挿してハンドルに顔が着く位に前傾しないと前輪が浮き、ハエが止まるほどのスピードしか出ない激坂が長く前半の登りがキーポイント。そこからもインナーローギアでしか登られないような坂が長く続いており、イジメのような登りだ。ご機嫌なシングルトラックを下ってからはアップダウンの連続のハイスピード区間で、平均時速の高い走りが試される28キロ。
ランコースは同じように走られないような斜度が続く登りがあり、鬱蒼とした風もない熱帯雨林のジャングルの中は汗がとんでもなく吹き出る。前半のトレイルはフィードゾーンが無いとの事なので、水が尽きたら本当に命が危ない。下界に降りたら3キロ程のビーチランが待ち受けており、途中にはモモまで浸かる海中ランに最後の最後は完全に肩まで浸かる場所が20M程あってすぐゴールの12キロ。
かなりの高温多湿と、レース時間が長くなる事を予想して普段以上に補給の準備を入念にした。

スイムは1500M。練習中にクラゲに刺されて何人も病院に行っていると聞いていたので、刺されるかどうかは運に任せるしかない。
夜明けとともにスタートが切られた。
良いスタートが切れて普段の顔ぶれより1つ前のパックに入れ、身体も動きがいい。流れや大きなウネリも無くて泳ぎやすいが、期待したほどの透明度が無く、日本の海のように濁ってて残念だった。スイムアップからトランジッションエリアまでが離れており、川を遡って走ってく300M。バイクに移ってからも身体のキレは良く、スイムを先に上がった選手を次々に抜いていった。前半のキーポイントの坂に入って行ったが、イッパイイッパイになってしまってラスト3分の1が登れなくてバイクを降りて押す。すでに海水で濡れているのか汗で濡れているのか分からないくらいにシューズの中まで水浸しになっていた。シングルの下りではミスをしないようにギリギリのラインを攻め、1秒を稼いでいく。アップダウンのセクションに入ると前後が見渡せる場所があったが姿は見えず。体感的にはかなり動けているので前と差が詰まっていると信じながら走り、補給もしっかりと取った。水牛が沢山いるフィールドではウンコが避けきれないほどに散らばっており、新しい物を踏むと全力でウンコが顔に向かって跳ね飛んでくるが、それどころじゃない。ウンコくらい洗えば落ちる。バイクではついに前は見えずランに入った。
1時間30分のバイク中で1.2リッター程の水分を取っていたが、口の中がカラカラな事に気が付き、トランジッションでしっかりと補給。飲むのに10秒掛かってもトータルで考えると止まって飲む10秒を選んだ。気温も上がってきて日陰のジャングルの中は湿度100%なんじゃないかというほどに蒸し蒸し。シャワーを浴びているような汗を拭いながら登りを詰めて行く、やはりレースだとアドレナリンが出ているせいか試走では走られないだろうと考えていた登りを走って登り、下りもブレーキを最小限にして自由落下が出来た。平坦に出て残りは5キロ程、ここからは自足のスピード勝負となるのでギアを上げて行こうとピッチを上げたが、どうにも身体の反応が鈍い。呼吸がしづらく、足が前に出て行かないので腕をしっかり振って前傾姿勢になるがどうにも苦しい。やはり高温多湿は苦手のようで、ペースを上げたいのに上げるどころか下がってしまった。こうなると前を追うより後ろが気になってしまった。ラスト2キロ程は僅か石段3段を上がるだけなのに走れなくて歩いてしまう程にグロッキー。水分を取りたいが気持ち悪くて口に含んでも吐き出してしまう。ヨタヨタとした足取りで最後の砂浜を走り何とか3位でフィニッシュ。
あまりにもキツくてゴール後は動けなくなり救護のお世話になった。

アジアツアーランキングは3位になり、アジア人としてはアジア1位。

来年には日本の大会もアジアツアーに組み込まれ、韓国や台湾でもXTERRAが開催されるかもとの話もある。アジアパシフィックエリアでは他にもニュージーランド、タヒチでのXTERRAがあり、ローケーション的に海と山とリゾート地が組み合わさっている島の多いアジアパシフィックはポテンシャルが高い。

1位 Bradley Weiss 南アフリカ
2位 Benjamin Allen オーストラリア
3位 小笠原 崇裕 日本
4位 Charlie Epperson アメリカ
5位 Theo Bilgnaut 南アフリカ
6位 Markus Benesch オーストリア
7位 Joseph Miller フィリピン