XTERRA SAIPAN レポート

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大会名・・XTERRA SAIPAN
場所・・サイパン/アメリカ
日時・・3月28日
天候・・雨

使用機材
・フレーム・・MERIDA ナインティナインチーム
・ホイル・・MAVIC クロスマックスSL29
・ペダル・・MAVIC クロスマックスSL TI
・タイヤ・・IRC ジークロウ F&R 1.8気圧
・ハンドル・・TIOGA ロングホーンカーボンフラット
・ステム・・TIOGA ALナイン
・シートポスト・・TIOGA セプターカーボン
・サドル・・TIOGA スパイダープロトタイプ
・グリップ・・ERGON GS1
・バイクシューズ・・MAVIC フーリーXC
・ランシューズ・・SLOMON S-LAB X セリエ
・ゴーグル・・SWANS SR-71N
・サングラス・・SWANS STRIX・H
・ヘルメット・・MAVIC コスミックアルチメイト
・補給・・VESPA ハイパー
・オイル・・FINISH LINE セラミックウェットルブ
・SEV アスリートデバイス
・心拍計・・SUUNTO アンビット2S
・バッグ・・CRUMPLER
・インソール・・SIDAS バイクプラス
・ニューハレ

今年よりエクステラにアジアツアーが新たに新設され、ワールドツアー、アメリカツアー、ヨーロッパツアー、カナダツアーの5つの大きなツアーが出来上がった。各ツアーにランキングがあり、ワールドツアーを筆頭に、アメリカ、ヨーロッパの順の規模となっている。来年にはアジアツアーに日本や韓国も組み込まれる予定であり、今年のアジアツアーであるフィリピン、サイパン、グアム、マレーシアの4レースから増えることは素直に嬉しい。アジアパシフィックで見れば、オーストラリア、タヒチ、ニュージーランドでワールドツアーのエクステラが開催されているので日本にいながらもワールドツアーポイントを稼ぎやすい。

今シーズンはトレーニングが上手くいっていた事もあり、良い感触を持ってのサイパン入り。面食らったのは暑さに慣れる必要がないってほどに連日の雨が多く、雨季でもないのに長い雨が続いていた。コースはドロドロにはならないものの、サンゴの岩やサンゴが含まれたアスファルトがスケートリンクの様に滑るようになるので注意する箇所。

スタートは6時30分。ちょうど陽が登り始めと共に号砲。
準備段階から雨が続き、身体は温まっていないものの最初のブイまでは位置取りのためにダッシュ。今年は流れが比較的穏やかで真横に流されるような潮流がない。泳ぎやすいものの、それは皆同じで世界でNo3のレベルの先頭は1500Mを15分台で泳ぐ泳力を活かしてすぐに見えなくなってしまった。そこからは毎レースのように同じ速さで泳ぐ他のプロと一緒になって泳ぎ進み、7位でスイムアップ。

バイクに移ると雨が土砂降りになったり止んだり繰り返し。ぬかるむような土質ではなく、濡れたマンホールの上のように一瞬で飛んでいくような箇所ばかりなので見極めてラインを選べば難しくはない。サイパンのバイクコースはひたすらに登りが多いので体力勝負の側面が大きく、補給に気を付けながら踏んでいく。スイムを一緒に上がったロシアの選手(元々プロツアーを走っていたロードの選手)はやはり登りが速く、後ろにピタっと付いてきてプレッシャーを与えてくるので、それが嫌で下りで引き離したが、ランも相当に走れるのでアドバンテージをもっと取っておきたい。後半に滑りやすい登りで3位の選手をキャッチし、そのままテクニックゾーンで引き離してスピードを緩めることなく下りも攻めてトランジッションへ。

3番手でランスタート。雨は相変わらず降ったり止んだり。私は暑さに非常に弱いので、涼しいだけで随分と走りのパフォーマンスは良く、キロ3分20秒で平坦区間を終えてトレイルへ。直登が多く、所々は手を使ってよじ登っていく。足も肺もどうにかなってしまいそうに苦しいが残りはたったの12キロ。洞窟を抜けて枯れた川のゾーンに入った。雨で苔が潤い、バラエティ番組のコントのように滑る岩。疲労でちょっとしたミスをして足を滑らせてしまい、1mほど落下してして両手で腕立て伏せのように石の上に落ちてしまった。足を打っただけで済んだが、よくよく後から考えると軽く死んでしまえる程の場所を走っているとなと笑えてきた。ツルツルゾーンの終盤に2位の選手の背中が見えた、昨年の世界選で10位の選手。やはりツルツルに手を焼いているようで差が詰まり出すが、こちらも一枚岩の上で着地した瞬間と同時に滑って岩に叩き付けられたりしてなかなかキャッチできない。アスファルトに出たと同時に一気に加速されて離されてしまった、やはり基本走力の違いがこういった単純な場所でわかってしまう。ラスト2キロはビーチラン。最後の最後で砂浜は足取りも重いが、波打ち際ギリギリの硬い場所をトレースして走っていく。前には2位の背中が小さく見えるが後続の影はない、最後に少しペースアップして3位でフィニッシュ。

レース内容は良いもので、世界との差が少し縮まっていた事にトレーニングの内容が間違っていないと分かった事も良かった。

優勝 Allen, Ben オーストラリア
2位 Weiss, Bradley 南アフリカ
3位 小笠原崇裕 日本
4位 Benesch, Markus  オーストリア
5位 Dorovskikh, Aleksandr ロシア
6位 Miller, Joe フィリピン
7位 Esposito, David ニュージーランド
8位 Cho, Kaon 韓国