ビックリ仰天話

知人から聞いたとんでもない話。
この話を聞いて、何度も何度も「Really?」と聞き返してしまった。
それはアメリカのコロラド州での出来事。私は以前にスバルゲイリーフィッシャーに所属していた時代にコロラドのデュランゴを拠点としてレースを回っていたので、とても親近感のある場所でもある。コロラドといえばマウンテンバイクの聖地ともいえる場所で、総延長1000キロ程あるトレイルが張り巡らされている。1000キロのトレイルって実に途方もない。
日本の自転車人気と同じく、アメリカでも自転車の人気は上がっており、マウンテンバイク、ロードレーサー問わず人口は増えている。そして日本と同じようにアメリカでも車vsサイクリストの構図はやはり出来上がってしまうようで、今回の話も車との件。
アメリカでは車が自転車を追い越す場合は3フィート離れて追い越さなければいけない(約90センチ、州によって違う場合もある)。アメリカでも日本と同じように幅寄せやスレスレを追い越していく事がやはりあるようで、問題になっている。
そして遂にサイクリストが切れた。
ハンドルバーの左端から真横に90センチの棒を取り付け、ゴープロ等のカメラを装着して走行。車が追い越していく際に90センチの車間距離を取っていなければ棒に当たるという仕組み。そして、棒に当たった場合に何と、、、何と、、、、背中のポケットに入れている拳銃で車を撃ってしまう!!!!
法廷で争う事になっても、カメラで録画していた証拠に、90センチ以内を追い越した違反、殺人未遂に近い危険行為という事で正当防衛が成立するとの事。
何とも過激な行為で、狂った1人のサイクリストの話が広まったのかと思って聞いてみたが、何人もこういうサイクリストがいるようで、、、、。
日本ならば拳銃を持てないので報復は・・・色々と有名選手の武勇伝はありますが、現在の面倒くさい日本の陰湿な風潮があるので秘密。
兎にも角にも、やられたらやりかえす、ってのが世界各国を走ってきて感じる所でしょうか。なのでやり返されるから初めからやらない。追い越しの際の車間距離は日本が一番酷いかも、先進国でここまで思いやりの無い運転をするのは日本だけのように感じる。海外の大都会では確かにどこの国でも車が偉いってのは同じだけど、少し離れた田舎に行くと一気に人やサイクリストに気を使ってくれるのに、日本ではどこも同じように感じる。
何が正しいってのは簡単には答えが出ないとは思う。仕事で車に乗っている人からすると遊びでチャリンコ乗ってプチ渋滞起こして邪魔なんだよってのは正直な所、分からなくもない。私は車に対して常に下手に出ていて、だって喧嘩しても負けるのは自転車だし。どんなにマナーを徹底した所で輩や族は一定数いて、常に周りの全員が輩だと思って走ってきたので25年間程自転車競技をしてきて、1度も車とぶつかった事が無い。年間2万キロとかを走ってきて無事故ってのは臆病なくらいに周囲を注意しているからだ。
幅寄せされても動じないテクニックを身に付けましょう。しかし頭の中でブチっと音がするのはどうしようもありません。