グアムでのコーチ

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水曜日より常夏の島グアムに来ております。
今回来たのは、グアム自転車競技連盟(日本のJCF、日本自転車競技連盟と同じ)からの依頼で、グアムのマウンテンバイカーに合宿をして欲しいとの事。毎年グアムには来ており、グアムではマウンテンバイクが非常に多く、3店あるサイクルショップに行っても置いてあるのはマウンテンバイクばかりだったりするのに、ちゃんとしたコーチがいないという事は聞いていた。多くのライダーがトライアスリートでもあるのでエンデュランス系の練習はオンラインでアメリカ本土のコーチから指導を受けている事が多いようだが、実際の乗り方や走り方は独学だったようだ。
合宿は4日間の日程で、内容は徹底的に基礎。
実際に練習を初めてみるとやはりアメリカ人、パワー任せでハンドルを折らんばかりに力技。それでもしつもいくらいにバランス系を行って力みを少しでも解除していく。グアムにはロンドン五輪に出場した選手もいるし、アイアンマンハワイに毎年出ているとかダウンヒルでフィリピン代表でアジア選手権を走っていたりする選手がいたりと、レベルが結構高いし様々なライダーがいて、皆がロードもマウンテンも乗っているという面白い環境。こんな環境もあってか他の種目やスポーツに置き換えて考えたりする事が普通に出来るライダーが多いように感じられた。日本だと他は知らないとか、このスポーツはこのスポーツだからって頭が固い。練習中でも陽気な国民性なのかワイワイとうるさいくらいに盛り上がってやっていて、失敗したらチャチャ入れながらの進行。
自転車の中でもマウンテンバイクは感覚的というか、自分自身にしか分からない内部の些細な重心位置とかが非常に重要になってくるので、オンラインでは当然全く伝わらないし、対面でもなぜ出来ないのかが見えてこないことが結構ある。こういった場合にはバイクを置いて、体一つで動きを行ってもらうと意外にもスッと理解できたりする。今回はポジションもペダリングも殆ど教えていない。というのも、今まで様々なライダーを見てきたが、ポジション在りき、ペダリング在りきはそこからの発展性に著しく欠けるというか、変に擦り込んでしまうと直すのが大変だし、応用が利かない走りになってしまっているというのがかなりの確率であった。
私は基本的に、弘法筆を選ばず、を教えたいし、自分自身が正確に動く事が出来ればポジションの多少のズレや違いは調整出来てしまう。足首の角度がどうのこうのなんてかなり最後の方の事であって、注力するのはもっと大きい部分で、大きい部分がちゃんと動かせるようになると勝手に足首の角度が良くなってきます。
今回も、重心位置やフォームを簡単に説明して手直ししただけでポジションや走り方が見る見る変わっていった。その先です、ちゃんとポジションを出していくのは。
グアムのライダーはロードもマウンテンも乗るし、ランニングも水泳もするので総合的、多角的に一つ一つの動きを理解しようとしているのか、一つの課題に対して意見を言い合うし、アレンジして行ったりするイマジネーション力があった。私も様々な種目を行っていて、哲学的に広い視点で物事を見ようとしているので合致したのかも。
この考えが飛躍していくと「速けりゃ何でも良い」になります。その速いを噛み砕いて幾通りにもして伝えるのがコーチかな。

今回は非常に多くの協力を得て貴重な機会を頂きました。
グアム自転車競技連盟
PICホテルグアム
グアム政府観光局
ミエコ・キャリー

Thank you very much