都市型アウトドアスポーツ

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バージニア州のリッチモンドに入っております。
古い街並みが非常に綺麗で、建物がビクトリア様式なのか?イギリスっぽいです。歴史をあまり知らないのでよくわかりませんが。

XTERRAアメリカツアーの1つで、XTERRA東アメリカ選手権で、USAT(USA Triathlon=日本トライアスロン連合(JTU)と同じ)の全米オフロードトライアスロン選手権というトリプルの内容でもって行われるXTERRAリッチモンド。水曜に到着し、さっそくバイクのコースに試走にいったのですが、都心の真横に流れる川沿いにパーフェクトなトレイルが永遠と続いている!かなり内容が濃く、ロックセクションや川渡りやドロップオフからバンクが繋がって石畳から木の根が張り巡らされた下り・・・古くからあるトレイルのようですが、本当に色々なバリエーションがあり、リズムも上手く繋がっている。このトレイルはバイカー、ハイカー、ランナーが自由に入っており、無料。雨の日はトレイルが荒れるので入っちゃダメ。昔からアメリカ各地のトレイルを走っていますが、いつも感じるのは、ハイカー優先というルールは日本と同じなのですが、実際にトレイルの中では殆どがハイカーがトレイルの隅に寄ってバイカーを先に行かせる。止まったり降りたりする事はまず無いです。一言二言交わすのはお決まりで「暑いね~」とか言い合いながら抜いていく。お互いにお互いを良く知っていて共存が上手くいっているという事なのでしょうが、日本様式の止まってハイカーに道を譲るっていうのものに慣れていると、登り切れるかどうか分からない難しい登りの途中でハイカーが来たので止まって道を譲ろうとしたら「せっかく登っていたのに足を付かせて悪かったな」って謝られた事がある。アメリカの大都市近郊のトレイルではバイカー禁止ももちろんあるし、イザコザも沢山ある。その土地土地のルールや暗黙の了解に従ってお互いに使用するって事が大切かな。これが経験を積まないと難しいってのもあるけど。

今回のレース、実はトレイルを貸し切っていません。
レースをやるって事は市民に広報を出しているのですが、そんなもの知らないし見ていないって人も沢山いるわけで、レース中に普通にトレイルを歩いている人や犬の散歩している人(もちろんノーリード)がポツポツいるようです。前後のタイヤがジリジリと滑りながら限界ギリギリでコーナーを攻めている途中にいきなり目の前に人がいるかもしれません。いや、いると思って間違いない。こういったアバウトなのも海外ならでは。日本では、やれ公平性だ、やれ安全性だとヒステリックに叫ぶ人がいますが、オリンピック委員会に組織されているUSATがコレにOKを出しているのでOKなのです。レース中であっても何が起こるか分からないから自分の身は自分で守るってのが完全に定着している。以前もアメリカでUCIのロードレースに出た時も、普通に対向車が走ってきて皆で右に寄れ~て合図を出し合ったし、サイクリングしている人達を抜かして行ったし、そんなもんです。日本の事しか知らないと異常な事かもしれないけど、海外では割と普通というか、アジアのカオスなレースと比べると欧米はこれでもかなりちゃんと運営してますね。日本は・・・特殊でしょう。

エクステラのように、泳げてトレイルがあって広場と駐車場があってアクセスも良いっていう場所は本当に少ない。ここリッチモンドが奇跡的な場所かもしれないが、自然を相手にもするスポーツが都市の中心部から数分の場所で開催されるってのは私自身カルチャーショックを受けた。日本では色々な事が色々と大変で色々と規制もあって色々と面倒だけど、都市型アウトドアスポーツというものにヒントになるレースだ。