オフトレ的2

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2014年の初遠征は長野県の野沢温泉での合宿。
今回も1週間の合宿となるので年末のハワイと合わせて丁度2週間、比較的早く現れる部類の変化が身体や神経などに出てくる。この変化をどう感じるか?どう活かすか?どう繋げるか?この部分がオフトレが効果があったのか無かったのかを決める最大の点。他のスポーツを行って普段と違う筋肉に刺激が入って疲れてみた。では全く意味がない。各々のスポーツに繋げて始めてオフトレになる。なので何となく2~3日間トレランして筋肉痛バリバリってだけでは意味がなく、オフトレで行うそのスポーツのスキルをちゃんと教えてもらって、動きを考えて行わないといけない。どうしても「追い込みたくなる症候群」の持久系のアスリートはゼーゼーハーハーする事がオフトレでも良だと考えがち。そうではなく、他のスポーツの動きからインスパイアされて繋げていく事が一番の目的。追い込めるのはメインにしている競技が一番追い込めるんだから、雑な動きのオフトレで追い込んでも大して追い込めない。

今年からブリヂストンアンカーに移籍し契約金でマイホームを現金一括で買おうかと悩んでいる斎藤亮選手が主催したXCスキーの体験講習会に参加。XCスキー初心者の私は基礎の基礎からちゃんと教わりたい。亮はXCスキーの日本代表選手として長年ワールドカッップで戦ってきた後にマウンテンバイクに転向、そしてご存知の通り今の活躍。もう1人の講師はソルトレイク五輪代表であった畔上大地さん、大地さんもスキー引退後にマウンテンバイクを数年間乗っていたりして、XCスキーとマウンテンバイクXCは本当に繋がりが多い!トリノ、バンクバー、そしてソチ五輪に内定している恩田祐一選手もソチ後はゴニョゴニョゴニョ・・・と。

細く、エッジの無いXCスキーの板で雪面をしっかり蹴って滑るというのは本当に難しく、ピンポイントで入力しないとズルっと滑って進まない。板の裏にウロコ状の滑り止めが付いている板ならば初心者が雑に入力しても雪面をしっかりと噛んで滑ってくれるが、私の使ってる板はプロが使っていた物のお下がりなので、そういったお助けが全くなくて非常に難しい。少しでも意識が外れ入力のポイントがズレるとローラー台のようにその場でズルって滑るだけになってしまう。慣れれば無意識にできるようになるとは言うが、まるで雲を掴むかのような感覚だ。アルペンは大好きで、ナショナルチームのスキーヤーと滑りに行っても殆ど待たせないで滑る事ができるが、XCスキーは全くの別物。
こういった事もあって、XCスキーは肉体的だけではなくスキルも必要でそのスキルが自転車にも活きる。特に上半身と下半身の連動、そして上半身の力を足に使うっていう事は物凄くヒントになる。自転車だとハンドル、サドル、ペダルの3点が固定されている事もあり、どうしても誤魔化せてしまう事が多々ある。器用であればあるほどに誤魔化せてしまう。昔からマウンテンバイク選手はスキーとサーフィン好きが多く、バランスを取りながら前に進むって事を好むようだ。水泳も同じく、力任せに腕をガシガシ回したって50Mしか持たないし、小学校の小さい女の子に余裕で負けたりする。

こういった事って数値大好きな人には理解しがたいのかもしれない、感覚とか流れとか阿吽の呼吸といったものなので、どれだけ自分自身に正直になれるかどうか。弱い所は誤魔化さず、ちゃんと向き合って対処する。

やるからには、ドタバタしてガチャガチャして暴れて追い込んでいる風なのではなく、ちゃんと正確に滑って追い込めるようになるまでマスターしたい。身体をX字に使えるようになる事がもう一歩先へ行くために重要。