オフの時期

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プロの自転車乗りとしての私の11月は、主要レースが終了してのオフシーズン。
オフシーズンとは、あくまでも自分の中でのガチなレースが無いだけで、世間一般的なレースシーンでは年中様々なレースが行われている。なのでオフシーズンとは各自それぞれである。シクロクロスなら今からがオンシーズンだし、エンデューロ等の草レースに至っては冬の時期でもかなりの数が行われているから、人によっては冬こそオンシーズン。

久々にプロの仲間達とロングトレイルを堪能してきた。
秋も深まって、サクサクの落ち葉が積もり重なり、落ち葉と落ち葉が滑り合うことによって起きる慣性ドリフトをしながら下る楽しさったら何ものにも代え難い!スキーやスノーボードのフカフカのパウダーを食うのと一緒。考えただけでヨダレが出てしまう。
標高2000mの山頂は空気が澄んで日光がサンサンと。下界までのロングダウンヒルでは1年ぶりくらいにブッ飛んでしまって滑落。膝と脇腹を強打した。膝は腫れ上がり、肋骨はたぶんヒビが入っている。肋骨は放置しかないので気にしないのが一番。この時期はメーカーのサポートを受けるトップレベルの選手達もかなり気が緩んでいて、コケるし滑落するしスライディングするしパンクする。夏のシーズン中のギンギンに尖った面影は見当たらない。ファンの方には見せられないような無様なコケ方をして、強打して、悶絶。それでもベースの体力は無尽蔵なので何だかんだで競争になったりダッシュしたりして7時間のロングトレイル。本当に笑って走った1日だった。

そしてこの時期は来季のスポンサーとの交渉をしたりする時期でもある。
今年の報告を兼ねてお伺いをしたり、新たなスポンサーの会社に出向いたりする。
ふと思い出したのが、昨年頃から大手企業の社長さんや、イケイケのベンチャーの方と話していてよく聞いたのが、フェイスブックの「いいね」の数と、人気や価値は全くイコールではないという事。いいねを増やすのは簡単で、誰が見ても不快な感情を抱かせず、前向きで明るい内容を書いてニコニコしていれば、いいねは勝手に増えると。そこにはその人物の本性や信念はないと。それよりも、批判を恐れず思っている事を書いて信念を曲げずに突き進んでいつつも、感受性が高く周囲をよく見渡せる人物は、フェイスブックのいいねが少ないのに現実では協力者は非常に多くて愛されていると。
総明な方々はこういった事が簡単に見抜けているらしい。
話が何だか思わぬ方向へ来てしまいましたね。

なにはともあれ、オフシーズンの過ごし方がオンシーズンを形成する。
走りはもちろん、スポンサー関連の事も。実はオンシーズンよりオフシーズンの方が忙しい。今回のトレイルライドだって、ただ楽しく走って遊んでいるわけではない、オフシーズンだからこそ「心にゆとり」があるからいつもと違うペダリングを試し、ラインを狙い、ブレーキを考え、重心を移動する。今の時期は「速さ」を表示し、競ってはいけない、あくまでも速さに繋がる動きを試すだけだ。
こういった事を理解してオフシーズンを過ごすだけで、ただ単純にLSDをして筋トレをするだけよりもはるかに中身の濃いオフシーズンとなる。