合宿6日目

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合宿最終日。疲労が疲労を呼び疲労が集まって疲労になっている・・・意味ワカラナイ。
起床時の心拍は高く、「おはよう」の挨拶も無し。ボーと一点を見つめたままフリーズ5分。起き上がるのに「よっこいしょ」、布団を畳むのに「よっこいしょ」、何をするのにも溜息しか出ない。
それでも選手というモンは決められた時間には自転車に跨っている。
斎藤選手が帰宅し、入れ違いで同じメリダの井本選手が松本市から70キロの道のりを自走でやってきた。今日はハードなインターバルだというのに70キロ自走かよ、帰りも70キロあるよ・・・クレイジー。
富士見パノラマスキー場の山頂である入笠山の山頂までのアスファルトでのインターバルが本日のメニュー。
より実戦に近い内容のインターバルを提案しての実行。その内容とは、今日は5人での練習だったので、1人5分の持ちタイム、先頭に立ちこの5分の中で自由にインターバルを掛ける。
30秒もがいて10秒休んで10秒もがいて20秒休んで40秒もがいて40秒休んで・・・のように先頭のライダーが個々の目的や思惑に合わせて自由に上げ下げをする、後続のライダーは先頭に合わせて上げ下げをする。
この練習の効果として、①何秒、何本もがくか判らないか事から来る恐怖に勝つ。②先頭の動きを見逃さない集中力。③ボトルの水を飲むタイミング等がある。
1人5分が終わったら数分の流しを入れてから2人目~がスタートする。足が揃っていないとバラバラになってしまって意味が無くなってしまうので、強いライダーは先頭から離れた位置からスタートすると良い。今日の私は最終売りつくしセールも終わり、米1粒も売る物が無くなっていたのでこのメニューには最初から参加できず・・・皆がタレてきた後半から参加して、一番強かった小野寺選手が最後は1人になってしまっていたので、手伝おうと先頭に出て小野寺選手の苦しくて嫌なタイミングで数本もがいて終了~。
自分も苦しみつつ相手も苦しませるMとSが同居するメニュー。
富士見パノラマのゴンドラ終着駅からは八ヶ岳の展望が見事!1800m程の標高なのでとても涼しく、涼を取りながらの練習の締めはCコースをこれまた超高速で下った。
脳味噌がシェイクされ、振動に耐える上半身は筋トレ後の様にパンパン、マウンテンバイクは本当に全身を使ったエクササイズだと痛感!マウンテンバイクの選手をやってても長い下りを走ると上半身が筋肉痛になるんだから、ローディーが下ったら手がバカになって箸も持てなくなりそう。。。。
丁度3時間で合宿最終日、ならびに全日程が終了した。

マウンテンバイクはロードと違って1チームでの人数が少ないし、個人での活動も多いので、まとまっての合宿や練習って機会が少ないが、今回の合宿を終えて感じたのは「必須」だという事。
1人での練習でも限界まで100%引き出して走れるライダーはいるが、やはり目の前に目標だったりライバルがいると101%が出せると思う。この僅か1%がレースで勝敗を分ける。
プロだからといって皆が皆、身体も心も強いわけではない。私のように心が障子紙のように破れやすい選手もいるし、心は鉄で出来ていても身体が強くない選手もいる。
様々なライダーが自分の強みのエゴをいかに貫き通すか。レースは合宿中から始まっている。

6日間に渡り長野県は茅野市をベースとした「涼しい中で熱い合宿」は幕を閉じた。