エクステラマレーシア レポート

大会名・・XTERRA Malaysia
場所・・プトラジャヤ/マレーシア
日時・・4月28日
天候・・晴れ

使用機材
・フレーム・・TREK スーパーフライ100SLプロ
・ホイル・・MAVIC 29クロスマックスSLR
・タイヤ・・IRC F&R ミトスXC2.1、2.0気圧
・ハンドル・・TIOGA カーボフラット318
・サドル・・TIOGA ツインテール
・グリップ・・ERGON GS1
・バイクシューズ・・MAVIC フーリーXC
・ランシューズ・・SALOMON センスマントラ
・サングラス・・SWANS ライオン
・ゴーグル・・SWANS SRX-M パープルミラーレンズ
・ヘルメット・・GIRO エイオン
・ドリンク・・シトリック
・ドリンク・・エレクトロライトショッツ(電解質補給)
・補給・・VESPA ハイパー2個
・補給・・SHOTZ 4個
・オイル・・フィニッシュライン セラミックウェットルブ
・SEV アスリートデバイス
・心拍計・・SUUNTO アンビット
・バッグ・・CRUMPLER
・インソール・・SIDAS バイクプラス
・ニューハレ

以前に1度開催されたが、ここ数年は開催されていなかったエクステラマレーシア。
2013年は遂に開催の運びとなった。会場はクアラルンプール空港からクアラルンプール中心地に向かう中間にあるプトラジャヤ。
首都機能を新たにこの地に移している場所らしく、街は綺麗で高層ビルの建設ラッシュとなっていた。
その地名にもなっているプトラジャヤ湖周辺がコースになっており、日本でいうと、みなとみらいや幕張といった所だろうか。

スイム1.5キロ、バイク30キロ、ラン11キロ。
スイムは汚くて少し臭いプトラジャヤ湖を750Mを2周泳ぐ。バイクは広大な空き地というかだだっ広い政府の土地を多く使いながら、所々に小さな山があってシングルトラックが組み合わさり、登りは長くても2分、しかし細かなアップダウンが多くて踏みっぱなしなので足に来る15キロを2周。ランも原っぱと少々の森の中を走り、採石場の崖を登って降りたりしながらのハイスピードな5キロを2周と少し。
プロ選手の記者会見では英語の長文での質問に完全フリーズしながらも、リラックスしてレース当日を迎えた。

7時スタートなので、レース中盤までは暑さは感じないだろうと考えていた。気温が高いのはサイパン、グアムと走ってきたので慣れてはいるが、水温が高かった。水温30度と聞いて「お湯だ~」と言いながら飛びこんだら確かにぬるま湯だった。。。。そして濁ってて臭い、結構テンション下がる。日本でも同じ様な気象条件でスイムがあるが、安全確保という名目でウェットスーツ義務にする、完全ガラパゴスなルールを適用しているが、スイム後にバイクもランもあるしで熱中症を考えたら水温が高い中でのウェットスーツは本当に危険だと思う。
スタート合図のロープの設置に戸惑っているようで、なかなかスタート位置が完全に決まらなく、まだ桟橋の上にも結構な選手がいて、前後するスタート位置に選手が前に行ったり後ろに行ったりと動いている内に「スタート10秒前」の合図が!!僕は最前列の良い位置にいたので問題なかった。そういえば以前のマレーシア大会でも同じだった、まだ砂浜を歩いてこっちに向かっている選手が多くいて、ゴーグルを外して雑談している時にいきなり「5秒前~4、3、2~」というコールだった。オーガナイザーが違うのに、同じスタート方式?とは本当に笑ってしまう。
アジアだから!で済ませ、一瞬で頭を切り替える事が重要。

そしてここから悪夢のレースが始まった。
順調なスタートを切って先頭集団で100Mを過ぎた。200Mも行かない内に急に心臓が締め付けられて痛くて苦しくなり、酸素が回ってこなくなって全身が硬直。一気にペースが落ちた。「スタート飛ばし過ぎた?」、「アップ不足?」と考えたがどちらも当てはまらない。とにかく冷静になって息を吐く事を意識して回復を試みるが一向に酸素が回らない。キックは軽くしか打ってないのにすでに足が攣りそうになっている。2周目に入っても状況は変わらず。とにかく苦しい、心臓が痛い。女子のプロに何とかドラフティングして付き、汚水を結構飲みながら何とかスイムアップ。20分切りを目標にしていたが、こんな状態だったので23分00秒。

バイクに乗って走り出すが、もう全くもって進まない。呼吸は心臓が飛び出そうなくらいに追い込んでいるし筋肉も千切れそうなくらいに頑張っているのにエイジクラスの選手に次々と抜かれて行く。相変わらず心臓は痛くて、ギューっと捻じられてるみたい。ペースを落として回復させようとかなりゆっくり走るが息は乱れっぱなしだし乳酸も次々に出てくる。LSDペースでもこんなんだった。全く自分の走りが出来ないまま2周を終えてランへ。バイクは22位。

ランはジョグで走る事すら出来なかった。全身が動く事を拒否するかのように。歩く事さえ辛く、歩いてるだけなのに息がぜーぜー上がって足はパンパン。5キロがとてつもなく長い、そして猛暑の炎天下、凄まじい湿度でベタベタ。森の中にも関わらず、物凄い大きいゴキブリが歩いている、暑さなのか日本のゴキブリよりも動きが遅い気がした。2周目は気力だけで一歩一歩進んだ。地元のマレー人達も暑さでかなり参っているみたいでゾンビの行列のような感じだ。
そして何とかフィニッシュした。総合51位。プロでは最下位の5位。

ときたま心臓が締め付けられて苦しくてうずくまったり、寝てる時にイタタタタって目が覚める事があるが、たまになので気にしていなかったが、レースの時になられては困る。それでレースにならなかったら商売上がったりになってしまう。叩くとか、逆に呼吸を止めるとか、何かしらの有効策があるかもしれないから探してみるしかない。

かなり残念なレースになってしまった。次のエクステラまではかなり時間が開く、自信を持って挑めるよう更に練習に励みたい。

優勝 ベン・アラン オーストラリア
2位 ダン・ヒューゴ 南アフリカ
3位 シャロン・アブドゥラ マレーシア

小笠原崇裕