サイパン着

私にとって今年のエクステラの初戦であり、ワールドツアーの1戦に数えられているエクステラサイパン。今年は飛行機の手配に手間取り、羽田→金浦→仁川→サイパンというルート。直行便で3時間で行かれる島に何と13時間30分を費やして行く旅となってしまった。しかしながら、仁川空港からタクシーで連れて行ってもらった看板も無い民家で食べたユッケと蟹を醤油で合えたのがとても美味しくて、これはこれで「アリ」なのか、とも。しかもアシアナ航空はバイクチャージは無に等しく、バイクケースの3辺合計が203センチを超えていてもOKで、重量が20キロ以内であれば無料で載せてくれる。米系の航空会社だと「自転車」というだけで問答無用で片道150~200ドルを徴収されるので、時間がある私のような暇人で自由人は時間は掛かるがトータルで安く、韓国で焼肉食って仁川空港で買い物したいって人には実は「アリ」なのか、とも。

序盤戦を戦うバイクはトレックのスーパーフライ100プロSL。
リアバックがしなりながら粘るので、路面追従性が物凄く高い。それでいでリアサスペンションはしっかりと動く。フレームがしなってもリアサスが動くという、一昔前なら「剛性が足りなくてリヤサスが動かないからダメ」と言われていたが、カーボン技術の進歩でしなりながらもリアサスが動く事を可能にした。これによって、サスペンション自体で粘りの特性を出そうとするとシャキシャキ感が無くなり、クロスカントリー系のバイクでは走りが重くなってしまい敬遠されていたが、スーパーフライ100では路面追従と走りの軽さのバランスを上手く仕上げてきた。29インチのフルサスペンションではどうしてもモッサリとかベタ~とか言うような軽快感の無い走り応えのバイクが多く、軽快感があったとしてもリアサスの動きを良くするためにフレーム剛性を上げてリアショックの動きだけに頼り、オンとオフしかない動きのギクシャクするバイクもあるが、しなりとリアショックがリンクした路面追従を見せるこのバイクは新しい方向性なのかもしれない。人によっては、踏み応えが柔らかいので進んでいる感じがしないのかもしれないが、ガレた登りに入ると路面に絨毯が敷かれたかのように感じる。
エクステラのように巡航スピードの速さが重要で、スピードの変化が少なく、ダッシュをしない走らせ方ならこのバイクはバッチリとハマる。クリテリウムのようなダッシュの連続だとペダリングへの反応が遅いので物足りないが。

レースは今週末の土曜。賞金稼いで帰りたい所です。