シクロクロス東京レポート

大会名・・東京シクロクロス
場所・・台場/東京
日時・・2月10日
天候・・晴れ

使用機材
・フレーム・・BOMA L’EPICE
・ホイル・・MAVIC キシリウムSL
・バイクシューズ・・MAVIC フーリーXC
・サングラス・・SWANS GRI
・ヘルメット・・GIRO イーオン
・ドリンク・・シトリック
・補給・・VESPA プロ
・補給・・SHOTZ 2個
・オイル・・フィニッシュライン セラミックウェットルブ
・SEV アスリートデバイス
・心拍計・・SUUNTO アンビット 
・バッグ・・CRUMPLER
・インソール・・SIDAS バイクプラス
・ニューハレ

今年もやってきた東京は台場でのシクロクロス祭り。都市型のクロスとして昨年から始まり、今年は2回目という事もあって会場のレイアウトやコースも一新され、さらに見やすく応援しやすい「観客が見て楽しめる」ものへとなっていた。

朝一にBOMAのバイクを借り受けてポジションを出し、試走に走りだしたが恥ずかしい事に砂浜が乗れない、、、いや、乗れなくなっている自分がいた、、、、。
クロス自体の乗り方も忘れ、砂の走り方も忘れている・・・MTBとは乗り方、走らせ方が違うのでかなり戸惑いながらの試走だった。タイヤがクリンチャーという点も大きかった、クロスでちゃんと走って戦おうと思ったらチューブラーは必須だし、スペアホイールの用意は無く、パンクを恐れて2.5気圧まで空気圧を上げていたので砂では面圧を稼げずズブズブタイヤが埋まってしまう。タイヤが8年前の物だったので硬化していたのもあるかも・・・ちゃんと揃えろよ!って感じですが・・・。
「ま~いいや押して走れば」とランニングする覚悟で足首をよく回している自分がいた。

海外からの招待選手が6名、迎え撃つ日本勢は全日本選手権と何ら変わらないほぼフルメンバーの総勢61名のエリートクラス。ゼッケンは46、後方からのスタートなので前に上がって行く事はかなり大変だが、クロスに参戦していないのでポイントが無いので仕方のないところ。
14時過ぎにスタートを切った。
スタート後すぐの砂浜ですでに大渋滞のランニング大会。焦って変に力んで乳酸を出しても損なので、ガツガツ行かずに鼻歌交じりくらいの軽い感じで1周目を終える。順位は少しは上がっているものの、先頭は遥か彼方、キラーンと星になったのごとく遠くに行ってしまっている。周回をこなすにつれ順位は上がるが、身体ではなく精神が削られていく。フィニッシュラインで残り10周の表示を見た途端に足が止まった。「もう流そうよ・・・」と身体と精神に負担を掛けるなと囁く正義の小笠原が居る一方、「観客の前で醜態晒すんか?」と身体と精神を壊してでも踏めと囁く悪魔の小笠原の戦い。
これが毎周のように現れて「もう無理~」ってのと「見栄張れ~」ってのを行ったり来たりしていた。エクステラをメインに走るようになってからはクロスのようなダッシュを連続して走るような種類の練習は皆無なので本当に苦しい。心拍とか乳酸がというよりも精神的に辛い。
しかし会場は主催者発表で1万人の大入りの観客だったので、どこを走っていても「おが~」と声援が途切れないから正直なところ「サボれないじゃないか!」と思ったり。キャノンデールの山本和やスペシャライズドの小野寺健とパックになる事が結構あったので何とか付いて行こうとするが、やはりダッシュのキレが違うし、踏み所でのトップスピードの維持が長く結局は置いて行かれた。
そんなこんなで気が付けば残り3周。10番台まで上がっていたので周りはクロスの戦歴者ばかりなので砂浜を乗って行くが、自分は乗れる率が低くて押すので砂浜でかなり差が付いてしまう。踏める部分とテクニックを活かせる森の中でその差を詰める走りが続くが、10番台も中盤まで上がって来ると前との10秒の差がなかなか詰められない。
多くのライダーが押す砂浜のランニングでは最速っぽいのでこの部分で地味にジワジワ追い付いて、飛び乗った後の加速で引き離したりしながら気が付けばラスト周回へ。
ミスに気を付けて最後までほぼ同じペースで今年最初で最後のクロスを走り切った。

結果は14位。日本人では9位。

非常に苦しいレースでしたが、何とか形にしてレースを終える事が出来ました。
やはりこういったMAXで追い込みながら酸欠の頭でコンマの差をどう活かして戦うかってのを考えなきゃいけない知略を使うレースは好きだ。
手軽に気軽に参加できつつも、身になる都市型レースが今後も増えていく事を願いたい。

優勝 ジェレミー・パワーズ (ラファ・フォーカス)
2位 竹之内悠        (コルバ・スペラーノハム)
3位 ティモシー・ジョンソン (キャノンデールpbシクロクロスワールド.com)