JCF MTBジャパンシリーズ#5 レポート


PHOTO by TAKAGI

大会名・・ジャパンシリーズ#5
場所・・富士見パノラマスキー場/長野
日時・・9月17日
天候・・曇

使用機材
・フレーム・・GRAPHITE DESIGN DOKKE XC
・ホイル・・MAVIC クロスマックスSLRディスク
・タイヤ・・IRC F&R ミトスXC2.25 2.0気圧
・ハンドル・・TIOGA カーボフラット318
・ステム・・TIOGA  ALナイン
・サドル・・TIOGA ツインテール
・グリップ・・ERGON GS1
・バイクシューズ・・MAVIC フーリーXC
・サングラス・・SWANS GRI
・ヘルメット・・GIRO エイオン
・ドリンク・・シトリック
・ドリンク・・エレクトロライトショッツ(電解質補給)
・補給・・VESPA プロ
・補給・・SHOTZ 3個
・オイル・・フィニッシュライン セラミックウェットルブ
・SEV アスリートデバイス
・心拍計・・SUUNTO アンビット 
・バッグ・・CRUMPLER
・インソール・・SIDAS バイクプラス
・ニューハレ

苦手苦手だと念仏のように毎度のこと唱えていた富士見のコースが一変!!
なんと右半分のコースが綺麗サッパリと消え去って、左半分のコースを使いつつ更に延長して「魅せる」部分を増やしてのレイアウトとなった。
しかも距離は同じく1周4キロ。以前までは富士見は低速コースだと言われてきたが、この改変によって一気にスピードが出るコースとなり、世界に準じたものとなっていることを感じられた。

エリートは7周のレース。獲得ポイントが少ないので後ろから3列目の後方だが、このレイアウトは得意だし「嫌だな・・」というマイナスな感情がないので何だかワクワクの方が大きかった。
スタート後は最近お決まりの落車があり少しヤバかったがコーステープをビヨ~ンと伸ばしながら横からパス。思ったほど身体は軽くない、前夜に少し泳ぎすぎたようで背中が張っている。下りは慎重かつ丁寧にこなしつつも前に上がらないといけないのでコーナーでインを差してジリジリと前に上がって行くが15番ほどまでくると速いライダばかりなのでそうそう簡単には抜かせてくれないし、抜かせないポイントも知っているので上手くラインをブロックされるが、それでも強引に抜いていく。
2周、3周と消化していくとパックが決まりだし、前後のライダーとの差が気になるし、自分の残りの体力も気になる。
エクステラが終わってトライアスロンを走ってでMTBの練習が全くの皆無だったので、身体の使い方とか体力の減り方が全然違うのでまだまだ踏める場面でもやはりセーブしてしまう自分がいるが、セーブしないとドバっと乳酸が出て代謝されずにハイ終了~となってしまう、それくらい身体の使い方が違うので感情に任せてペダルを踏んではいけない。苦しのを我慢するのと、踏めるけど踏まないっていう我慢の両方の我慢をしていた。
しかし5周目の終盤に差し掛かるとだんだんとペースが落ちだしてコーナーからの立ち上がりの加速が鈍くなってきた、スパスパスパとギアを重くしてリズミカルに加速していかない身体。ここが我慢のピーク、ここで意識を切らしたら残りはズルズルと落ちてしまうし、耐えられたらゴールまで高い意識のまま走りきれてしまう。6周目はまだ何とか耐えに耐えれていた、9位のライダーも目の前だし8位も視界には入っている。
このままゴールできればポイントも多く獲得できるし、エリートにも残留できるし(富士見前の状態ではエキスパートに落ちる所でした)でレース中なのに何だか安堵感があり、意識はレースから「鰻が食べたい」に変わってしまった。。。。
こうなってはもはや身体は自分の物ではなくなってしまい、7周目に入ったらパタっと活動停止に入り、2人に抜かれて付いて行く気力も・・・・。
残りは半周、こういう状態では落車して怪我もしやすいからダウンヒルではしっかりと集中してミスしないように下っていく。
そして何とか11位でフィニッシュラインをくぐった。
80人近くが出走したものの、完走12人という大量タイムアウト者が出たハイスピードなレース展開だった。
魅せるレイアウトにハイスピードの展開、日本でも世界標準のレースを少しずつでも開催していくことが今後の強化にも繋がっていく。今回のレースはその礎となるにふさわしいレースであった。

優勝 斉藤亮 メリダ
2位 山本和弘 キャノンデール
3位 平野星矢 アンカー

小笠原崇裕