エクステラ フィリピン レポート

大会名・・エクステラ フィリピン
場所・・セブ/フィリピン
日時・・3月18日
天候・・晴れ

使用機材
・フレーム・・TREK トップフューエル9.9SSL
・ホイル・・MAVIC クロスマックスSLRディスク
・タイヤ・・IRC F&R ミトス2.1 2.0気圧
・ハンドル・・TIOGA カーボフラット318
・ステム・・TIOGA  Xステム
・サドル・・TIOGA スパイダーツインテール
・ウエア・・SALOMON EXO
・ランシューズ・・SALOMON XTトレイル2
・バイクシューズ・・MAVIC フーリーXC
・サングラス・・SWANS GRI
・ヘルメット・・GIRO イオノス
・ゴーグル・・SWANS SR-1M
・ドリンク・・シトリック
・ドリンク・・エレクトロライトショッツ(電解質補給)
・補給・・VESPA プロ
・補給・・SHOTZ 5個
・オイル・・フィニッシュライン セラミックウェットルブ
・SEV アスリートデバイス
・心拍計 SUUNTO t6c
・バッグ CRUMPLER
・ニューハレ

2回目の開催であるエクステラフィリピン。自身の参加は初めてだが、昨年に参加した方から事前情報をアレコレと仕入れていたので準備から作戦まで十分に対応しての現地入り。
先週のグアムより暑さは緩く感じるものの、湿気が増えているようで空気は重い。

セブ島というリゾート地でのレースであるが、日本からは4名のみの参加だったのが勿体無い!ウェルカムパーティーからレースまで本当に素晴らしいホスピタリティー溢れる内容で、レース前でもついついリラックスし過ぎてしまうほど。

会場はセブ本島のアマラにあり、コースを紹ざっと紹介すると、オフィシャルホテルのクリムゾンのあるマクタン島の海は素晴らしい透明度を誇っているが、会場の海は思ったほど透明度は高くは無く精々10M下が見える程度。波が少しあるが流れはほとんど無い750Mを2周。バイクコースは集落と集落を繋ぎながら小高い丘を何度も登って降りてを繰り返し、メロンほどの大きさのサンゴの塊りを盛って作られた幅1Mもない海の上の仮設の道(左右は海で海まで3M位)を500M程走り、同じ様に集落の中を縫って登って下って迷路のように進んで、最後は灯台のある丘とその周辺をサンゴの隆起を活かしたレイアウトになっており、なかなかテクニカル。階段状になったサンゴや、サンゴ激坂登りもあり、バイクが壊れそうな音を出しながらも楽しい個所。最後にグっと登って1周16キロ程でこれを2周。ランコースは高低差20M程しかないフラット、まさに民家の軒先を駆け抜けながら右へ左へ何度も曲がりながらも竹で組まれた橋をしばらく進み、最後は膝上の深さの海の中を300M程進んだらゴールまでは荒れたアスファルトを軽く登ってフィニッシュへ。

グアムのレースより男子プロが増えて11人。それもアイアンマンで入賞するようなプロが2人いたので入賞争いが熾烈になる事が予想された。
オンタイムの7にスタートが切られた。思いのほか良いスタートが切れて視界のすぐ前にはプロが何人かいる、と思ったのも束の間で今日は何だか腕がすぐに一杯になってしまった、、、、ここで遅れるとそのままズルズル後退しかねないのでキックをたくさん打って腕の回復を待つ。1周目を終えると腕も動くようになったので5人ほどの集団で残りの700M程を泳ぐが、周回遅れが多くいて左右に避けながらだったので集団も塊りではなく微妙な距離を保ちながら進みスイムを終了。
トランジッションエリアで同じフューエルがすぐ横にあり3秒ほど「アレ?アレ?何か違う!?」と戸惑ったが、この遅れはバイクスタートに大きく影響が出なくてホッとしたが、他のの4台のバイクがすでに無いので5~7位が一緒にバイクスタート。すぐに2人になって、先頭後退しながら前を追っていく。グアムのレースでも同じくバイクを一緒に進んだアメリカのウェルと。小高い丘が連続するパートに入るとウィルと5秒ほどの差が開き、このたった5秒がなかなか詰まらない。サンゴで作られた仮設の道を抜けて折り返す場所を見ると先頭が来るのが見えた、そこでの時間を見ておき、ぐるっと回ってきてそこでのタイムを見たらちょうど3分差。スイムの事を考えるとかなり思いの外、離れていない。3位と1分30秒だった。途中でウィルがシフトミスでチェーンが落ちたので追い付き、灯台の周囲はテクニカルポイントなので僕が先を走りウィルを少しだけ離したが2周目に入ってその後の平坦で追い付かれ、今度は引いてもらった。ところがウィルが些細なミスで転倒!その横をそのまま擦り抜けて行き、見えぬ前を追うが何だかバイクの進みが悪い。そのうちにカーブを曲がると後輪がブリブリブリと流れるようになった「・・・パンクだ・・・」目の前が真っ暗になった。
残りは半周ある。さっきから周回遅れの選手が多くいるが、パンクしている選手も多くいた。尖ったサンゴでタイヤをカットしてしまったようだ。チューブレスなので空気の抜けも遅いから完全に抜けるまでとにかくペースを落とさないように踏んだ。折り返しのポイントでは3位と40秒差まで詰まっていたので本当に悔しい。しばらくすると空気は完全に抜けたのでペースはガクっと落ち、そしてウィルに抜かれ灯台前ではもう1人にも抜かれたが残り5キロ地点でウィルがチェーンを切っていた、毎回なんて運の悪い男だ・・。
6位でトランジッションエリアへ。

物凄い応援の中を走り出すが、パンクしたタイヤを無理矢理引きずって走ってきたので足が残念なくらいに疲労している。足が全く前に出て行かず、5位が目の前に居たはずなのに一瞬で見えなくなってしまった。スロージョグで走り続けているが一向に身体がいつも通りに動いてくる気配がなく、エイドステーションの度に止まって給水し、しばらく歩いていた。この間に2人のプロに一瞬で抜き去られ、もどかしい気持ち。最初の5キロに30分も掛りレースになっていない事に落胆していたが、折り返したら徐々に心身ともに上向きになってきてスススススと足が前に出だした!「動き出すのが遅いぞこのヤロー!」と自身に憤りながら残りの5キロを全力で行った。
相変わらず沿道は物凄い観客で、箱根駅伝の様に両側に人垣が途切れる事無く列をなしている!休日にもかかわらず小学生が制服を着て整列して大声で応援してくれている、そんな個所がたくさあってレース中にもかかわらず「ここの学校の制服はオシャレだな~」とかふいに感じてしまった。
コバルトブルーの海の中を走りゴールまでは1キロ、会場から音楽とアナウンス聞こえ出し、レースは散々だったが怪我も無く無事に帰ってこれた事に安堵しながら8位でフィニッシュした。

結果は満足いくものではなかったが、エクステラフィリピンというイベントの満足度は物凄い高かった。アジアのレースにヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアと遠方からも参戦する選手がいるのも頷ける。形式に囚われない自由で真剣なレース、そんな楽しみ方が出来る。

さー次はエクステラサイパン!良いレースをしたい!