最後の悪あがき。

エクステラ丸沼まで10日を切った。
1400Mという高所で行われるレースは普段のトレーニングにプラスのメニューを取り入れて思惑通りのレースをして欲しい。ではそのプラスのメニューとは??
全日本チャンピオン4連覇中の小笠原からバイクジャーナルを見ているアスリートのみに教えます。先ずはスイム、なかなか1400Mでのスイムは行えない、それは小笠原とて同じ。そこで有効なのは呼吸制限、1回1回の呼吸を3回に1回、3回に1回を6回に1回と制限して擬似的に苦しさを作りだす、いきなりインターバルで行っては全く続かないのでフォーミング時に行うと良い。丸沼では1回の呼吸時に2回吸って吐いてという標高が高いがための呼吸をする猛者もいる。
バイク。丸沼では大半のアスリートが乗り降りが非常に多いと思う、この乗り降り1回で上手い人と下手な人では降車から乗車までで3秒は違う、これが数十回もあるのでモロにタイムに響いてくるだろう。乗り降りの練習はグランド等の広い場所で慣れるまで繰り返す、その後にボトルを置いて道幅を限定して行う、最後は実際にシングルトラックで繰り返す、ちなみに左右どちらでも降りられるようにしておくのが鉄則!99%は左からしか降りる事をしないが丸沼では、行は左が湖で左に降りて足を踏み外せば湖に落ちるだろう、実際に落ちるライダーが多くいる。右に降りれば失敗しても山側にパタンと倒れるだけだ。降りる手前ではギアを軽くする事を忘れずに。
ランは特徴的な湖畔のガレ場。ここの攻略はケンケンを繰り返す!「それだけ?」と思われるかもしれないが、斜めになった路面に崩れる石の上を走るにはバランス感覚が重要、そのバランス感覚を養うためにケンケンを繰り返す。しかしこのケンケンを侮るなかれ、50歩も進めば足は悲鳴を上げる事だろう、そこで上半身がブレないように腰をしっかりとキメつつ推進力を得るためにしっかりとバネを使って進む。3種目最後という事も念頭に置いてしっかりと1歩1歩を。
3種目を続けて練習する事もやはり重要。こういった練習をブリックトレーニングと言う。ブリックで重要なのは筋肉、神経の使い方をしっかり切り替えるということ、ただ息を切らせ追い込めばいいってもんではなく、動きの精度を高くした上で追い込んでいかなければ最良の効果は得られない。
小笠原メニュー
①バイク→ラン。バイク登り10分(HR85%)→ラン5分(HR90%)X4セット。セット間10分ジョグ。
②スイム→ラン。スイム10分(1500Mのペース)→ラン10分(HR90%)X3セット。セット間10分ジョグ。
次の種目へは実際のレースより早く移行する、移行後はトップスピードまで一気に加速する事、加速後は苦しさに耐えるのではなく正確な動きを繰り返す事を念頭に。
ブリックでの筋肉疲労の大半は苦しいという意識から来る、しっかりフォームに集中してこなし、慣れてこれば各種目で使われている筋肉がより意識できるようになり弱い部分を重点的に鍛えやすくなる。

熱い気持ちで冷静な動きを!